減量とグレープフルーツの関係

匂いを嗅ぐだけで痩せる？

グレープフルーツの臭いを嗅ぐだけというすごく簡単な減量法があります。このダイエット法では厳しい食事制限や運動は一切する必要がなく、ただ毎日の常識的な食生活に、「グレープフルーツの匂いを嗅ぐ」という行動をプラスするだけ。ゆえに誰でも手軽に実践することが可能です。ではいったいどうしてこんな簡単なことが減量になるのでしょうか？仕組みを説明します。

痩せるということはつまり体の脂肪が燃焼し、減るということ。しかしそうなるためには、「固体」の状態で体に蓄積されている脂肪を血液中に溶かす必要があるのです。そうでなければエネルギーとして使用されませんからね。ちなみに血中に溶け、エネルギーになる脂肪のことを「遊離脂肪酸」といいます。一般的な減量では運動によってこの遊離脂肪酸を消費することが必須となるのです。

しかしグレープフルーツの臭いを嗅ぐと、上記のプロセスを踏まなくても脂肪が燃焼されるようになるのです。つまり運動と同じ効果があるということですね。おまけにグレープフルーツの香りには食欲を減退させる働きもあるので、摂取カロリーを抑制することも可能です。ただ当たり前ですが減量効果は運動に比べて劣ります。まあ「匂いを嗅ぐ」ことと、「運動をする」こと、どちらがより減量に良いのか？を考えてみれば自ずと答えは出ますけど。「こんなダイエットもあるんだ」程度の軽い気持ちで覚えておいてください。