ダイエットについて考える

体重に囚われてはダメ

今回は初心に立ち返り、「ダイエットについて」考えてみましょう。そもそも痩せるとは、細くなるとは、ダイエットとは一体なんなのでしょうか？多くの人は「体重を減らすこと」と答えるかもしれません。たとえ少しくらい体の健康を崩してしまったとしても、最終的に体重が目標値まで減っていれば何の問題もない。とにかくまずは体重を落とすことが大事。ほとんどの人はこう考えるかもしれません。

けれどもこの考えは合っているようで合っていません。まあ健康をないがしろにするところを除いて、ですが。たしかに体重を落とすことは非常に大事なことです。数値の減少＝痩せるという方程式も否定はしません。しかし、先程も言ったとおり、この考えは正解ではありません。そう、ダイエットでもっと重要なことは他にあります。「体脂肪」です。

そう、どれだけ体重が減っていようとも体脂肪が燃焼されていなければダイエットなんて全く意味を持ちません。おそらく減っているのはほとんどが水分、そしてグリコーゲンでしょう。身体には大量の水分があります。一般的にダイエットで真っ先に落ちていくのはこの大量に存在している水分なのです。体脂肪の減少量なんて微々たるものです。けれども世の中に数多くいるダイエット実践者というのはその事実に気づくことなく毎日必死に努力しています。水分の増減に一喜一憂しながら。

落としたと思っていた体脂肪が実は水分だったなんて、なんとも皮肉な話です。ですので、この記事を読んだあなたは一時の体重の減少に振り回されないようにしてください。